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​桜の園で心やすらぐセカンドライフをお過ごしください。

社会福祉法人麗風会は、多様化する高齢化社会のニーズに応えるため生まれた介護老人福祉施設「桜の園」を母体とした高齢者総合福祉施設です。
 事業は、国や自治体などの公的支援を受けて行われていますので、入居者の経済的負担が少なく安心してご入居いただけます。
 高齢者複合福祉施設「桜の園」の併設サービスとして在宅介護支援センター、デイサービス、ショートステイ、ホームヘルプサービス、ケアプランサービスセンターなど在宅ケアサービスもご活用いただけるほか、入居者の皆様の毎日の健康を維持管理し快適にお過ごしいただくため、提携関係にある病医院と緊密な医療体制を整え、緊急時にも迅速な対応ができるよう配慮しております。また、ケアハウス「桜の園」は「文斉記念ホール」を付帯しております。コンサートや映画鑑賞、美術展、文化祭など開催して入居者の皆様の交流を通し生き生きとした毎日を支えます。
 福祉・医療・文化が充実した環境で、毎日をゆっくりと楽しみながら心やすらぐセカンドライフをお過ごしください。
                        

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理事長/医学博士
 原田 宏一

​お年寄りの満足度を捉え実践していくことは永遠の課題

"桜の園"21年に想う
人が生きるために衣・食・住は不可欠なものですが、心身ともに機能が衰えてこられた高齢者のケアを行う施設での共同生活は、医学・栄養学的に相当な工夫がなされなければなりません。ソフト面を融合させねばならないハード面は、もっと重要ではないかと直感しておりましたので、一に清潔、二に合理的な動きができる"設計"と考え、特に力を入れてまいりました。幸い行政のご協力で、海の近くに土地が決定し、桜の木を60本植えこむことができました。また、季節の移り変わりと感じる樹木を揃えた中庭に面して、回廊式平屋建てとすることができ、特に入浴に関しては、庭を見ながら、動線に工夫をし、おひとりづつ入れる檜風呂で、ゆったりと、ケアをする側もされる側にとっても理想的なものとすることができました。
また、平成19年から県下で最初に個室ユニット30本を改修開設して、より一層ケアの充実を図ってまいりました。
 ご入居のお年寄りは、戦争の体験者であり、女性は母として息子を戦場に送り、荒廃した戦後を乗り越えられ、この今の平和な日本に貢献されてこられた方々です。「長幼の序」など道徳・倫理感あふれる実に謙虚な方が多いような印象を受けております。こちらが教えられ、むしろ思いやりをかけていただく時もあります。親に従い、夫に従い、老いては子に従うはずの方もいらしたと思います。ケアを担う私どもは精神的におひとりづつと対峙するとき、共通の認識は欠かせません。戦後教育を受けた若い私どもですが、さぞかし如何なものかとこの一面に関して最も難しい課題だと感じております。
​ この21年間、様々な取り組みと工夫に関し、勉強してまいりましたが、所属する各協会の研修はもちろんのこと、療育音楽の赤星健彦先生、この出逢いなくして、活気ある雰囲気は作られなかった事でしょう。また、排泄ケアでは、三好春樹先生、組織の運営に関しては国際医療福祉大学大学院教授 和田勝先生や、姫路獨協大学名誉教授小室豊允先生のセミナーに参加させて頂き、財務・労務はもちろん、広く先進的な情報を教えていただくことができました。また各界の専門家を直接お招き、お話を聞く機会を得たことは、当園の指針作りとして、最大の財産となりました。
 顧客であるお年寄りの満足度をどう捉え、実践していくかは、今後も永遠の課題であり、努力を惜しまないつもりです。これまでご意見ご指導をいただいた理事・評議員の皆様、地域のご理解、各方面でのご協力に改めて感謝申し上げ、御礼申し上げます。
                        
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園長 原田文恵
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